腰痛で片側だけが痛いとき
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腰痛の原因いろいろ
片側の腰が痛い時
腰痛をお持ちの方の中には、腰全体が痛いのではなく、右もしくは左だけの腰が痛いというケースもあります。
片側だけの腰の痛みの場合、普通の腰痛よりもちょっと気を付けなければいけないのです。
すぐに医師に症状を伝え、検査してもらう必要があるでしょう。
それはなぜかというと、内臓の病気のサインである事があるからです。
その痛みの部分によって、何か内臓の病気を抱えているという事が明らかになる事があります。
片側だけの腰痛を、そのまま放っておくととても危険なのです。
右側だけの腰痛
人によっては、腰痛が右側だけという方も多いはずです。
右側だけの腰痛場合、考えられるのは、まず利き手側の機能ばかり使いすぎという点が考えられます。
日本人は、右手が利き手だという方の方が多いです。
ものを書いたり、箸を持ったり、物を持ったりする場合、右手を使う事が多いという方の方が、圧倒的に多いはずです。
これが原因で、右側だけの機能が使われ、右側の腰にも負担が生じてしまうのです。
また、姿勢も大きく影響しています。
右側に重心を置いて立ったり歩いたりする癖のある人や、いつも右側に体が傾いている方などは、腰痛も「右側だけ」という状態になりやすいです。
これは左でも右でも言える事ですが、腎臓は左右にあるので、どちらか片方だけ腰痛がある場合、どちらかの腎臓に炎症が生じているという事も考えられます。
左側の腰痛
左側の腰痛の原因には、何が考えられるのでしょうか?
左側は、内臓から来る腰の痛みが疑われます。
特に「膵臓」です。
膵臓は、アルコールや煙草をよく吸う方が炎症を起こしやすい臓器です。
臓器の中でも、膵臓の病気は比較的症状が分かりにくく、沈黙の臓器とも言われていますが、左側の腰痛を膵臓の病気のサインと受け取る事もできるので、ご自身に喫煙や飲酒の傾向が強くないか、今一度ご確認してみるといいでしょう。
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